カラム

中小型株にとってのチャンスとチャレンジ

  • 2020.10.28

コロナショックの3月以降、世界的に中小型株のパフォーマンスは株式市場全体をアウトパフォームしている。
この環境は日本の中小型株にとってはチャンスであると同時に、チャレンジでもある。

先日行われたSmall Cap 2020のフォーラムでは、3人の投資家による中小型の会社へのアドバイスについてのパネルディスカッションがあった。
世界中のポートフォリオマネージャーはより多くの中小型株へのアクセスを求めており、バーチャル環境下も手伝ってミーティング数は増加している。これはそれらの会社にとっては間違いなくチャンス。
ただ世界中の会社は投資家の目に留まるための施策を積極的に行っているため、そこでの競争は激化している。これは日本の会社にとってはチャレンジ。
投資家の注目を集めるためセルサイドのカバレッジは重要だが、それが進まないようであればCompany sponsored research (Shared Research, Investment Bridge等)も検討すべきことだろう。
いずれにせよ、会社側から積極的に投資家へアクセスすることが重要。

MIHアドバイザリーはアジアのlong only投資家へのアクセスをお手伝いします。

https://www.irmagazine.com/small-cap/some-smaller-companies-more-resilient-fund-manager-says?fbclid=IwAR37fLtr3Z_ndL99y9K2E5HAedNhswoGzAaaN_WGvBKEwVazt0Tn33zf4Pw